春のGⅠシリーズのフィナーレを飾るのは、上半期のグランプリ宝塚記念。

残念ながら、土日の関西地方の天気は芳しくなく、絶好の競馬日和での開催は、まず不可能な状況になっています。

ご存じのように、重馬場で行われた昨年は、圧倒的1番人気に支えられたドウデュースが6着に惨敗。

同じく1番人気に支えられた、サートゥルナーリアやサトノダイヤモンドが大敗したのも、稍重の宝塚記念と、近年馬場渋化時の同レースは、すべて1番人気馬が馬券外に消え去るという状況が続いています。

ちなみに、単勝1.4倍に支持されたキタサンブラックが9着に敗れ去ったのも稍重の宝塚記念でした。

この馬場の悪化と人気馬の奇妙なリンクですが、偶然とはいえ気になるデータでしょう。

例年よりも2週繰り上げて施行される今年の宝塚記念ですから、多少はこの傾向にも影響を及ぼすかもしれませんが、この辺り、大きな関心をもって今年のグランプリを拝見しようと思っています。

ということで、以下宝塚記念の予想です。
どこか参考になればいいのですが。


阪神11R 宝塚記念
【能力】=ベラジオオペラ、ジャスティンパレス、ロードデルレイ、ショウナンラプンタ、レガレイラ

【気配】=ドゥレッツァ、ジャスティンパレス、ヨーホーレイク、ロードデルレイ

1番人気のベラジオオペラが番手に構える限り、実質的な展開はスローになると思います。逃げを打つ武豊が、抑えるのか飛ばすのかが見もの。本命はジャスティンパレスにしました。とにかく前走は酷すぎました。今度は好位でじっと構えるはず。ハードな攻め馬に初ブリンカー。一変の可能性アリとみました。相手にロードデルレイです。高レベルの大阪杯組からは、距離適性を考慮してこの馬を推奨。鞍上は西村君の方が良かったんですけどね。阪神なら川田君でも良しとしました。

以上