少頭数のGⅡ戦ですから、あまりスケベ心を持って予想に取り組まない方がいいかもしれません。レース傾向とすれば、"格"のある馬が結果を残すレースです。牝馬の良績も目立ちますが、それとてGⅠ馬でないと勝ち切ることはできていません。また、不思議と１番人気馬の勝率が芳しくないんですよね。人気サイドの決着が予想される今年は、このあたりのデータがどう反映されるのか、少々興味を持って見ております。予想の切り口は、地力重視でいいと思います。能力上位の以下の５頭からの軸馬の選択としました。ドゥラエレーデ、ジオグリフ、ボッケリーニ、シャフリヤール、プログノーシス　本命はジオグリフです。"格"を持ち出すなら、この馬かシャフリヤールということになるでしょうね。とりわけジオグリフは、良績の多い前走安田記念組というのが買う気をそそります。札幌に実績はありますし、北の地での復活に期待しましょう。相手にプログノーシスです。格では先の２頭に劣りますが、こちらは勝ち身の遅さがないですからね。そういった意味ではGⅡ向きの馬です。昨年の勝ち馬でもありますし、普通に警戒すべき馬なんじゃないでしょうか。