依って件の如し

中央競馬-出馬表から炙り出された穴馬と軸馬を公開!

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件(くだん)とは、人面牛身の姿をした想像上の獣です。稀に牛の子として生まれ、死ぬまでの間に飢饉、戦争などの事件を予言し、それらは必ず的中すると言う。その絵姿は厄除招福の護符として崇められ、とりわけ賭け事に効くとされます。証文の末尾に記される「件の如し」という慣用句は、件の予言が外れない様に、嘘偽りがないと言う意味になります。
当ブログでは、中央競馬に特化した予想を掲載しています。結果を求め、文字通り「件の如し」的確な情報を提供出来ればと考えます。興味がございます方、お付き合い下さい。

競馬予想
オススメ 件のリスト競馬予想

師走を実感するバタバタの一日でした。

買い物の合間を結って、場外馬券売り場へ。軽く考えていたのがいけませんでした。大変な混雑で、思っていた以上に時間がかかってしまいました。やっぱりこういう時は、PATでの投票にかぎりますね。

有馬記念は、リアルタイムで観戦をすることが出来ませんでした。と言うよりも、少々期待もあった馬券でしたので、楽しみは後に取っておこうかなと。あえて帰宅するまでレース結果も見ないようにして、準備万端、楽しみも大きかったのですが・・・

見事に期待は裏切られましたよ。

なんなんでしょうねぇ。この年末の忙しい時に、わざわざお金を払って、こんなに悲しい思いをするなんて。

博打好きの性なんでしょうか。

今年の正月は、何てことはない普通の毎日になりそうです。

着順馬番馬名騎手人気
ドリームジャーニー池添謙
ブエナビスタ横山典
エアシェイディ後藤浩11

12月27日に実施される有馬記念は、競馬ファンの間では「魔のグランプリ」として有名ですよね。1987年サクラスターオーとメリーナイスの悲劇、1992年トウカイテイオーの凡走と、この日に行われた有馬記念は波乱の連続です。

今年はどうなるのでしょうかねぇ。

さて、有馬記念の予想です。

過去の傾向から、軸馬には2500の距離実績が重視な要素として必要と考えます。対象馬は以下の4頭。ミヤビランベリ、マイネルキッツ、エアシェイディ、マツリダゴッホ。

しかし、ここはミヤビランベリマツリダゴッホかの二択で軸馬の決定は可能じゃないでしょうか? 

私は、ミヤビランベリを選択しました。理由は2点。この馬の好走条件である馬体重が一つ。絞れていれば好走可能なのですが、どうやら許容範囲にあるようです。もう一つは、攻め馬での雰囲気。珍しく、集中力が途切れた様子が見られなかった。これならば、自前の粘りこみも可能じゃないでしょうか。好枠にも恵まれています。

気になる加藤敬調教師の"泣き"は、いつものことと軽く流せばいいのではないでしょうか? ア共和国杯の時がその典型。むしろ強気の時よりも怖い事が多いのです。

ヒモは、G1馬を中心に適当に流しますよ。

依って件の如し

さて、いよいよ有馬記念です。

ヘタクソながらも長いこと競馬通いをしていると、面白い出来事にもちょくちょく出会うわけです。今日はその辺りの話を書いてみましょう。

有馬記念の時期が近づくと、必ず思い出す話しがあります。

私も若かった頃でして、馬券の種類に馬連なんてない時代の話し。こう書くと、若い人の中にはピンと来ない方もおられようかと思いますが、そんな時代の話しです。

その日は朝から、大阪梅田の場外馬券場で勝負をしていたんですが、どうもツキが回らない。9Rもさしかかろうとした頃には、もはやオケラに近い状態でありまして、持ち出した金額も当時の私には少々大きい額だっただけに、放心状態に陥っておりました。

その時です。
「おお、久しぶり。どや」

声をかけられたのですが、まったく見覚えのないオヤジなのです。
「・・・」

たたみかけます。
「今日は随分と儲けさせてもらったで」

と言いながら、手持ちの紙袋の中身を私に見せるのです。中には100万円の札束がゴロゴロあるわけですよ。オヤジ曰く800万円だそうです。

「お前が居てるのやったら教えたったらよかったなあ。年末のこの時期、確実な厩舎情報が出てくるんや。そのお陰で今日は大儲けや。ハハハ」

と、言われるものの、私にはまったく見覚えがない。「このオヤジ、完全に人違いしているな」その時はそう思ったのですが、オヤジがたたみかけて話しかけてくるものですから、「人違いです」とも言えない。しかも、妙に馴れ馴れしいものですから、逆にこちらの方が思い出そうとしてしまう。「どこのオヤジなのかな。どこかで会ったことがあるのかなあ」 そして、黙って彼の言うことを聞いているだけなのです。

その時です。
「おぉ、そや。次の9R、3-5いっとけ。一本で取れるわ。間違いない。××厩舎から太い情報をもらってるから確実や」と、オヤジ。

とは、言われるものの、私にすれば半信半疑な訳です。
「いや、結構ですわ」

「アホいっとけ。有り金全部いっとけ。窓口に付いていったるわ」

私も、「結構です」と言うのですが、オヤジもかなり強引にその馬券を勧めるものですから、シブシブ窓口に馬券を買いに行くわけです。

「有り金全部張っとけ。5万でも10万でもええ。張っただけ返ってくるわ」と、横でオヤジが怒鳴ります。

ところがこちらは、オケラに近い状態なわけです。手持ちと言っても3千円ほどしかない。

「3-5、3千円」と窓口へ。

「お前、俺を信じられへんのか。有り金全部張っとけ言うてるやろ。3千円ってケチ臭いんじゃ」

「いや、これで全部なんです」

「お前、それだけしか持ってないのか?」

「はい」

「・・・」

それっきりです。オヤジ何処かに消えてしまいました。残ったのは3-5の馬券と多少の小銭です。

「ホンマに当たるんかいな」


ところがこれが来たわけですよ。配当も45倍ぐらいついており、オケラ寸前の私が、たちまち13万円まで立て直すことになったのです。

「凄い!あのオヤジの言うこと本当やった」

私は感激しまして、すぐにでもお礼を言おうと、オヤジを探し回ったのですが、どこに行ったのか見つけることは出来ませんでした。

その後の私は、確か直後の10Rは外したものの、有馬記念と最終のレースを連続で的中させ、大幅なプラス計上で帰ることが出来たのです。

ここまでは何てことはない、単なる良かった良かったの話しなのですが、後日この話を友人にしたところ。

「アホ。それってコーチ屋や」と、言われまして

「なんやそれ」

私も若かったものですから、その当時、コーチ屋という存在を知らなかった。友人から説明を受け、初めてコーチ屋というものの存在を知ったわけです。

「でも、コーチ屋の予想は確かに当たるわな」

「違う。声かけるヤツそれぞれに違う買い目を教えるわけや。中には誰かは当たるやろ。当たったヤツに金をタカリにいくわけや。コーチ料をよこせってな」

「へぇ。そやけどそのオヤジ、俺には金をせびりに来なかったぞ」

「お前の張る金額が小さすぎて、相手にするのもアホらしかったんとちがうか。オヤジも腹を据えてやってるわけやから、でかい金を狙いたいやろう」

「そうなんか」

私もコーチ屋に狙われるぐらいだから間抜けな顔をしていたんでしょうね。しかも、だまそうとした相手に礼を言いに行くとは、やはり間抜けそのものですね。狙われるはずです。

若かりし頃の笑い話です。しかし、現在もコーチ屋と言う職業は存在するんでしょうか? JRAでは、いまでも注意を呼びかけていますけどね。私もあれ以来出会った事がないのでよく解りません。今なら「どアホ!」ぐらいは吼えてやりますけど。

競馬の"プロ"とよく言いますけど、彼らもまた競馬界で生きる立派な"プロ"なんですね。ある意味人間臭くていいじゃありませんか。

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